こんにちは。講師の山本です。最近、「てらこや@ライデンでは、どんな教材を使っているんですか」と、教師同士の勉強会などで聞かれることが増えたので、ここで少しご紹介したいと思います。
主に使用しているのは、私も著者として関わっている「おひさま」教科書とワークブックです。ありがたいことにAmazonでも部門別で何度か1位になり、海外子女教育振興財団でも推薦図書としてご紹介いただいております。サンプルページや注文方法などは、出版社のウェブサイトをご参照ください。https://www.9640.jp/ohisama/
ちなみに「絵も、先生が描いたの?」と生徒さんに質問されましたが・・・。ご期待に添えなくてすみません。イラストは全部プロの方が描いてくださっています。(私は謙遜0%で壊滅的に絵が下手なのです。高校進学で何が嬉しかったかといえば、美術が選択科目になって、もう履修しなくてもよかったことです。)
話が脇道にそれました。「おひさま」以外に使用しているオリジナル教材も、たくさんあります。
先週の「ら組」クラスで使用したのが、「おひさまウィークリー」の「どんぐり」の記事です。奈良公園のシカのえさになるどんぐりを拾うイベントが、平城宮跡で行われたそうで、そのニュースを題材に、日本語の読み物教材として書き下ろしました。(元のニュースはこちらです。https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20231029/2000079126.html)
なぜニュースなのか。一言で言えば、おもしろいからです。子ども達は、忙しい中、日本語を学んでいます。せっかくなら「へえ、そうなんだ!」と心からワクワクできる瞬間を、たくさん味わってほしいのです。もちろん、古典には古典の良さがありますが、新しいトピックを扱えば、それを普段の学校に役立てる機会(例えば、現地校でのスピーチの題材など)も増えます。さらに、今を生きる「旬の日本語」に触れることにもなります。他にもいろいろな理由がありますが、そんなこんなで、「おひさま」著者3名は、毎週、新しい読み物教材を作っているのです。(「おひさまウィークリー」の詳細はこちら。https://ohisamaproject.com/)
あと、漢字の「山」「川」「日」「月」「木」を勉強するための、てらこや@ライデンオリジナル音読教材として、こんなものも作ってみました。
オランダならではのネタも、積極的に取り入れています。その土地に合わせた「文脈化」、目の前の学習者に合わせた「個人化」は、言語教育に大切な要素だと考えているからです。 また機会がありましたら、教材の紹介をいたしますね。
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