諸事情で二人の生徒さんが教室に来られず、2人はオンライン、1人は対面でのハイブリッド授業となりました。私も、このクラスに慣れてきたから大丈夫のハズ、と思いつつ、内心、ドキドキしながらのスタートでした。(ハイブリット、いつぶりだろうと思い返したら、去年の学会の運営以来でした。なんだか遠い昔のような気分です。)
しかし、生徒さんがしっかり集中して授業にのぞんでくれたことと、学生アシスタントさんの協力もあって、無事に授業を進めることができました。本当にありがとうございます・・・。
「おひさま」ワークブックで読む練習をした後は、Quizletを使って、漢字を勉強しました。Quizletは、自分で言葉を登録して、暗記カード、クイズ、マッチングゲームなどができるウェブサイト(アプリ)です。これまで勉強した象形文字と、漢数字の漢字と読みをセットにしたものを使いました。読みはひらがなだけでなく、私が録音した音声も加えました。
![](https://static.wixstatic.com/media/cca0b7_51df07b8793143648e47fcfe10166076~mv2.jpg/v1/fill/w_480,h_640,al_c,q_80,enc_auto/cca0b7_51df07b8793143648e47fcfe10166076~mv2.jpg)
暗記にもいろいろな方法があって、人によって「自分に合ったやり方」が必ずあります。漢字も、ひたすら書いて覚える人もいれば、フラッシュカードの方がいい人、耳で聞いて、まず読みを覚えた方がいい人など、さまざまです。
みんなに共通することは、繰り返すことが必須であること。人は忘れる生き物なので、使わないものはどんどん忘れます。それが自然で当たり前のことです。その中で、どうやって漢字を覚えるかというと、何度もやるしかありません。たとえ忘れてしまっても、深く悩まず落ち込まず、また覚えます。そうしていくうちに定着するので大丈夫です。
効率よく、繰り返し練習するためのツールとして、オンラインのフラッシュカードはとても便利です。ライデン大学日本学科の学生の間では、Memriseも人気です。
Quizlet、子どもたちには操作が難しいかなとも一瞬思ったのですが、杞憂でした。一人だけ教室にいたSちゃんにやってみてもらったところ、サクサクとマッチングゲームをこなしていました。オンラインで受講していた生徒さんからも、簡単だという声が。さらに「レベル2がほしい!もっと難しいのない?」と言われました。さすがはデジタルネイティブです。 漢字に対するこの情熱を、私たちも大切にするような授業を展開していきたいです。 そして、時代に合わせて、教師も教え方を常にアップデートしていかないとなと、改めて感じた授業でした。
Comments