て組のクラスは45分ですが、いつも内容は盛りだくさんです。 この日は「手をたたきましょう」などの歌を歌った後、 日本語教科書「おひさま」の「せかいのくに」の章や絵カードを使いながら、
「多い」「少ない」、「近い」「遠い」などを勉強しました。
日本語のクラスなので、言葉や表現もきっちり学びますが、
それだけではなく、子どもたちの「世界を広げる」のも
てらこやライデンの教育方針の大きな柱の一つです。 ということで、理科や社会の要素もガッツリ入っております。
簡単な世界地図を見ながら、暑い国なのか、寒い国なのか、
旅行で行ったことがあるかなども含めて、
いろいろな話をしました。
その後、折り紙を使ったちぎり絵で、国旗づくりに挑戦! 教室で工作をしていると、
自然と多様な表現を使った会話が生まれます。
「ここは赤?」
「もう少し、小さくちぎる?」
「のり、先生の?」 などなど・・・ 子どもは、意味のある文脈(場面)の中で、
一番効果的に言語を習得できると言われています。 もちろん教科書や絵本など、架空の場面もいいのですが、
てらこやでは、できるだけ実際に体を動かせる、
リアルな場面を用意したいと考えています。 「ちぎり絵、もっと作りたい!」との声があったので、 折り紙を数枚ずつ、持ち帰ってもらいました。 ご家庭でも楽しんでいただければ嬉しいです。
そして、ひらがなの練習(今週は「は行」)をサクサクとすすめた後、
最後の読み聞かせは、いつも通り、 日本人の大学生のアシスタントさんにお願いしました。 今日の一冊は、エリック・カールの「できるかな? あたまから つまさきまで」です。
これは以前、オランダ稲門会の先輩にいただいた本なのですが、 とってもおすすめです!
エリック・カールらしい、カラフルな動物がたくさん出てくるのも、 「できるよ、できる!」とポジティブな言葉が溢れているのも素敵です。 読んでいる大人も、なんだか明るい気持ちになれます。
(オランダのこの季節は、特にこういう癒しが重要ですよね・・・) て組の子どもたちも、絵本に登場する動きに合わせ、
頭をくるんと回したり、背中をぐーんと曲げてみたり・・・
優しい大学生のお姉さんと一緒に存分に楽しむことができました。 来週も引き続き、楽しみながら勉強しましょう。
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